飲食店では「カウンター席」を利用するのがおすすめ！その理由とは？

飲食店に入ったとき席にこだわる人は少なく、「適当な席に座ってしまう」という人も多いのではないでしょうか。飲食店は料理の美味しさやドリンクメニューの豊富さはもちろん大切な要素ですが、じつはどの席を選ぶか？というのも大切なポイントとなるのです。

今日は席の中でもカウンター席の良いところ、複数人でもカウンター席を利用するべき理由などを見ていきます。

飲食店の席の種類とその特長

飲食店には座敷席やテーブル席などがあります。それぞれの席で特長が異なり、その席ならではのメリットなどもあります。ここでは、飲食の席にはどんな種類があるか？またそれぞれの席の特長をみていきます。

テーブル席

座っていることによる足への負担が少ないのがテーブル席です。席に座っている時間が比較的長い宴会やイベントになどでの利用が向いています。靴を脱ぐ必要がないため女性がブーツを履いている場合や気軽なサンダルを履いている場合でも利用しやすいのです。

複数人で利用出来るので、会社の飲み会、友人との飲み会、また女性が多く出席する宴会ではテーブル席の利用が向いています。

ソファー席

ゆったりとくつろげるソファー席は、のんびりと楽な姿勢で過ごせます。おしゃべりも弾みやすいので女性が参加する飲み会、女子会などにおすすめです。ゆっくりと時間を忘れてくつろげるといった点では、夫婦やカップルでの利用にも向いています。さらに仕切りや壁のある席ならば、よりくつろげます。

掘りごたつ

足元が一段低くなっており足を投げ出して座れる掘りごたつ席は、テーブル席と座敷のどちらもの良いところも取り入れた席です。長時間座りやすく移動もスムーズに出来る仕様になっていますが、靴を脱いだり履いたりする必要があるという面倒な一面もあります。

カウンター席

横長に据えられたテーブルに一人用の席が並べられている形式。牛丼チェーン店やうどんチェーン店、寿司屋、居酒屋、バーなど一人での利用が想定される店舗に多く設置されています。通路確保のために他の席とは距離が置かれている場合が多いので、一人でも利用しやすくなっています。

席が選べるなら、カウンター席を希望しましょう

カウンター席がおすすめな理由

カウンター席というと一人客が素早く食事を済ませるための席、店側が一人客を捌きやすい席といったイメージが強いのではないでしょうか。しかし、じつはあえてカウンター席を利用することで、客側にとって大きなメリットがあるのです。

スタッフと会話がしやすい

カウンター席は基本的に厨房の目の前に設置されています。そのためおのずとスタッフとの距離が近くなり会話もしやすくなります。一人での食事で話し相手がおらず寂しい場合や手持ちぶさたな場合には、スタッフの時間が許す限り話しかけてみましょう。

おすすめの一品、レアな一品に出会える

スタッフとの会話はその他のメリットに繋がることもあります。スタッフと会話し顔見知りになると、そのお店がその日にイチ押しするメニューや普段は客に提供しない、いわゆる「裏メニュー」などの存在を教えてもらえる場合もあります。また、たとえば寿司屋などではその日にたまたま仕入れることの出来たレアなネタを提供してもらえる可能性もあります。

調理工程を見られる

先でも述べたようにカウンター席は厨房のすぐそばに設置されることが多くあり、そのため調理の様子を見られるのです。

調理の様子が見られれば出される料理に対しての信頼感はより増すでしょう。また調理に興味のある人ならば、調理方法を見てその秘訣を学ぶというのも可能です。スタッフがどれだけ心を込めて調理しているかを知ることができる機会にもなります。

料理の提供タイミングがスムーズになる

コース料理を食べる場合、目の前の料理は食べ終わったのに、なかなか次の料理が出てこないということが起こり得ます。こういったことはテーブル席や座敷などスタッフの目の届きにくい席で起りやすいのですが、スタッフの目の届きやすいカウンター席ならば、次の料理の出てくるタイミングが適切かつスムーズになり、ストレスのない食事が可能となります。

空いた食器の片付けが早くなる

食べ終わった食器がいつまでもテーブルから片付けられないと、次の食事がしにくかったり、くつろげない原因のひとつとなったりしますが、カウンター席ならばこういったことも起こりにくくなります。

カップルや夫婦での会話がスムーズになる

テーブル席や座敷席を複数人で利用する場合対面に座るのが一般的な流れになりますが、対面に座られると緊張してしまうという人もいるでしょう。これがカウンター席だと自ずと横並びになります。直接顔を見なくても会話が出来るため、緊張することが少なくなるでしょう。

まとめ